ヴェネツィア行ってきた
2020/3/1 09:08
記録。長くなった。
目次
目的
上から順に優先度が高い。
- ヴェネツィアの建築を見る
- ヴェネツィアの夜景を撮る
- ヴェネトの郷土料理を食べる
- 博物館、教会を見学する
- ゴンドラに乗る
いわゆるツアー的な『世界遺産を効率的に回る』ことは考えていない。一都市に数日間滞在し、ぶらぶら散歩したり買い食いしたりする旅行を想定した。個人旅行で全て自分で手配している。
旅行会社のツアーを組み合わせたり、オリジナルプランを作るものも検討したが、旅程に縛りが多いために断念した。一泊二日は滞在とはいえないし、そのツアーと、完全に同じホテル・航空会社を自分で手配した場合を比較してもコストメリットがなかった。
前提
家族四人、小学生と未就学児がいる。おむつ使用。英語はカタコト、イタリア語は全く知らない。ボンジョルノ、ボナセーラ、チャオ、グラツィエ、エスクィージィ、ペルファボーレ、ボーノ、あとドヴェイルヴァーニョだけ覚えた。
準備編
無数のインターネット上の旅行記、Tripadvisorのほか、以下の本を参考にした。
- 地球の歩き方 ミラノ・ヴェネツィアと湖水地方
- ヴェネツィア カフェ&バーカロで巡る、14の迷宮路地散歩
- 旅の指さし会話帳mini イタリア
時期
ヴェネツィアのハイシーズンは4月~9月の夏期と、仮装で有名なカーニバルの期間である。カーニバルの開催期間は毎年変わり、2月から4月の間らしい。2020年は2月8日から2月25日までだった。
どうせ行くなら祭りも見られる時期が良いと考え、2月末を選択した。祭り後の雰囲気も知りたかったので祭りが終わったあと数日滞在する日程にした。
パスポートの準備
航空券の手配に必要なうえ、取得に時間や予定の調整が必要なので最初にした。イタリアは90日以内の入国に査証は不要なかわりに、90日間の残存有効期間が必要。イタリアへの出入国カードはないが、日本帰国時にだけ税関の申告用紙に記入が必要なため、筆記用具は機内手荷物に入れた。
ホテルの手配
- サンマルコ地区
- 四つ星以上
- 4人一部屋が可能
- Wi-Fi利用可能
この条件で探したところ、よく日本の旅行代理店が使っており、日本人慣れしていそうなSplendid Veniceにした。ヴェネツィアは一部屋が小さいのかシングルかダブル・ツインがせいぜいで家族全員で一部屋にいれられるような客室を有しているところが少ないようだった。しかし、このホテルは家族向けの4人入れる客室があり、これが決め手だった。
Expediaで予約し、VISAの割引を利用して全額前払いした。
航空券の手配
ターキッシュエアラインにしようかと思ったが、ターキッシュは機材の遅延が多いと聞き、日本からの直行便がないヴェネツィア行きで乗り継ぎを失敗したくないため、やめた。
エミレーツと迷ったが、カタール航空にした。カタール航空は予定を繰り上げて離陸することで有名で少なくとも時間に遅れることはなさそうであった。ご飯もおいしいという前評判もあり、中東のご飯に興味があるのも決めた理由だ。また、全体的に評判が良い割に安く、JALとの共同運航便も多い。普段はANA使いだが、マイルよりも安さを取った。
公式ページはたまに不安定だが、モバイルアプリはいつでも動いた印象がある。旅程や事前チェックインもスマホででき、間違えたらアウトな旅券の読み込みがカメラで自動でできるのがとても良い。
天候などの自分にはどうしようもない原因で乗り継ぎに失敗するのは仕方ないことだが、リカバリプランを考慮する必要があった。口コミによると、カタール航空では単純に次の便に振り替えになるようだった。これが『優先的に搭乗可能』なのか、『空席があれば搭乗可能』なのかは不明。幼児のいる家族なので『空席があれば優先的に搭乗可能』なのかもしれない。いつ出発できるかわからない中で空港ロビーで待つのはきついが、諦めてラウンジで過ごすしかないのでこれは腹をくくった。
公式ホームページで予約し、エコノミーを購入した。一番安いこと、旅行代理店を挟むよりトラブル時の手続きが早いことを期待した。
モバイル経由でAppleWalletに航空券をダウンロードしていたが、成田で荷物預入時に物理航空券を発券された。邪魔だが何かあったときのために物理航空券のほうが良いらしい。意味は不明。
保険の加入
2種類入っていた。1つはSMBC VISA ゴールドカード付帯保険、もう一つは掛け捨ての東京海上日動の海外旅行保険である。海外旅行保険をメインにして、カード付帯はサブとした。あと、カード付帯保険は本人と子供には適用されるが、配偶者は対象外であることが多い。その場合は配偶者名義の家族カードを作れば対象となる(子供同様の保証)。このあたりはカードによると思われる。
- 治療・救助費用は無制限
- 損害賠償は1億
- 携行品損害(カメラ盗難とか)は30万
- 24/7の日本語電話サポート
金額もそうだが、保証内容に日本語によるサポートが含まれるのが重要。急病や盗難などトラブル時に電話する先が一つであることは重要である。
とはいえ、保険にいくら入っていても現地で対応するのは自分であるため、前知識として必要そうな現地の情報を収集した。
- 救急車に公設と私設がある。呼ぶのはどちらでも良い
- 公立病院は高度な医療を提供可能だが、一般的に待ち時間が長い
- 私立病院は町医であり、待ち時間が短い可能性はあるが高度な医療は提供できない
- 保険会社と提携した病院であれば、保険関係の書類を書かなくても自動的に支払いが成される場合がある
- 支払い能力を提示しなければ医療が受けられない場合があるので、英語の保険加入証明が必要である
- 『飛行機の乗り継ぎ失敗保証』が存在するが、プラチナカードホルダーにしか適用されない
通信手段の確保
保険利用の前提となる電話回線の確保とインターネットは生命線。ログボは旅先でも逃さないタイプ。スマホはSIMフリーiPhone8である。
準備していたのは、Amazonで買えるOrangeの20GB SIMであった。日本でアクティベートしておいて、電話番号の通知も来たので安心していたら、現地でOrangeの電波を掴まない状態に陥った。3Gにしたりローミングonにしたり、日本の構成プロファイルを消したりしたがデータ通信ができない。
結局、現地でTIMのショップに行きプリペイドSIMを買った。店員も慣れたものでプリペイドSIMはこれでいいかと音声つきデータSIMを示す。よく覚えてないけど35ユーロだった。たぶんTIM TOURIST。15GBの4Gデータ通信と200分の電話ついてるヤツ。iPhoneを英語表示にして店員に渡すとその場でAPN設定をしてくれて通信可能になる。設定が足りないのかアンテナがないのか、常時3Gだった。使用やダウンロードに問題なかったのでそのまま使った。
TIMの店はリアルト橋近辺にあるものがわかりやすい。
ただ、イタリア人は会話が長く、前の客がいると30分程度は最低待たされるので余裕を見た方がいい。
帰国のための渡航書の準備
パスポート紛失・盗難に備え、以下を揃えて持参した。保険の日本語サポートで電話口での通訳を利用できるのも心強い。
- 戸籍全部事項証明書1枚
- 写真2葉(全員分)
- パスポートのコピー
- 航空券eチケット、旅程表のコピー
- 在ミラノ総領事館までの行き方、現金確保の準備
もしパスポートなくなったらミラノ観光だねって冗談を言っていた。パニックにならないためには気持ちに余裕を持つのが大事。パスポートと一緒にカードも盗まれた時を考え、普段使いとは別に非常用のカードも持って行った。
現地ツアーの手配
いくつかの博物館の日本語ガイド付きツアーを予約したが、一つもいけなかった。理由は後述する。
また、空港→ホテル送迎+ ホテルチェックインサポート 、ホテル→空港送迎+空港チェックインサポートを利用した。
予約はVELTRAを使った。
送迎は初めて行くなら必須だと思った。ヴェネツィアは、道が狭くGoogleMap見ながらでも迷うこと、石畳でスーツケースの車輪とは相性が悪いこと、とにかく階段が多いことから、バックパッカー以外はみな水上タクシーでホテルに横付けした方がいい。水上タクシー以外だと、サンタルチア駅周辺かサンマルコ周辺からスーツケースをもってホテルまで行かなくてはいけない。その距離が100mなかったとしてもお勧めしない。道は全く空いていないし、迷路のような路地を通る必要があるので単純に迷う。
水上タクシーは空港からサンマルコ地区までだいたい160ユーロと移動手段としては相当高いが、水上タクシーそのものがアトラクションとして楽しいのでおすすめしたい。天気が良ければ最高である。
交通機関の手配
ヴェネツィアの主要交通機関であるヴァポレット(水上バス)は高い。初乗り7.5ユーロで、ビールが2本とおつまみが買える値段であるため、乗り放題券を購入した。
VeneziaUnicaの公式ページで72時間チケットを購入し、バウチャーを印刷しておく。現地の機械でバウチャーを読み込んで乗車券を発券して使う。紙製の非接触型ICカードだった。
手順はこのページが詳しい。ただし、発券機は主要なヴァポレット乗り場にもある(主要でない乗り場にも機械はあるが動いてない)。この写真のカードは市民向けなのか実際に出力されたものとは違った。1回バウチャーのQRコードを読み込ませれば人数分がまとめて発券される。
レストランの席予約
各レストランにメールで予約した。当日に電話でリコンファームが必要だった。特殊事情で空いており、予約は不要だったかもしれない。メールで返事がない店については前日などに直接店に行ったり、開店と同時に入ったりした。
メールは英語で、リコンファームも英語で問題なかった。
- al diavolo e l’aqua santa (開店と同時に入店)
- Vini da Gigio (メール予約。電話リコンファーム)
- Le Maschere (ホテル併設。昼にディナー予約)
- Osteria ai Assassini (メール予約。返事なし。GoogleMapを頼りに探したが、店を発見できず断念)
GoogleMapで店の場所まで検索できるように思えるが、それは間違いである。理由は、GoogleMap自体が不正確であることと、独特の建物構造によりどの路地に入り口があるのかわからないことによる。後者を詳しく書くと、ヴェネツィアは区画全てが1つの建物で入り口ごとに番号が振られているタイプの住所になっており、GoogleMap上の店の場所はただの目安にしかならない。その場所まで行って、区画をぐるりと回らないと店の入り口を把握できない。
このへんを擬似的に体験したいならアサシンクリードIIをプレイして欲しい。屋根に登って移動できないと相当イライラする。
現金
前にスペインに行ったときのユーロが余っていたため、特に事前には買っていない。
イタリアはカード社会と聞いており、釣り銭詐欺は日常的と聞いていたのでVISAとMastercardを持って行った。現金は、主にバーカロなど薄利多売の店で行う数ユーロの会計のために、40ユーロ程度持った。
現金が途中で足りなくなった時はクレジットカードの海外キャッシングサービスを利用した。通常のキャッシングとは枠が別なため、事前に海外キャッシングの上限を必要な分だけ上げておかないと使えない。
キャッシングするATMはINTESA SANPAOLOを利用することとした。理由は銀行そのものの信用が高いのと、レートが良いと聞いたことによる。街中にはEURONETなどのATMも多くあるが、 レートが悪かったり手数料が高かったりするらしい。
ATMでは英語を選択でき、トラブルなく引き出しができた。海外ATMあるあるだが、カードや現金が出てきてから30秒放置すると機械に吸い込まれて取れなくなる(画面にも注意が出る)。また、請求方法を『ユーロのままカード会社に請求』するか『今、決済通貨に変更して請求』するか選べるトラップもしっかり出てきた。ユーロのまま請求を選ばないと、詐欺のようなレートで請求が来るので注意が必要。
実際に40ユーロを2回引き出したが、引き出し手数料として3ユーロ/回かかった。これは回避できず、カード会社に一緒に請求される(つまり43ユーロの決済になる)。
帰国してから即時に返済する前提で利息込みのレートを計算したところ、Travelexとかで事前に買うよりも相当良いレートだった。
ちなみに、ホテルレセプションと同じ区画に INTESA SANPAOLOのATMがある。入り口は別でホテル内にあるわけではない。繋がってもいない。
海外に行くときはいつもそうしているが、札はマネークリップに止めてズボンに、コインはズボンのポケットに直接入れていた。カードはそのままジャンバーの胸ポケットに放り込んでジッパーを閉めていた。楽だし、財布がなければすられる心配がない。
日本国内はモバイルSuicaで事足りる。
持ち物
荷物は少ない。航空券、ホテル、各種バウチャーなどの印刷書類を除くと、パソコン(MBA)、カメラ機材一式(レンズは超広角のみ)、充電まわり、着替え、防寒具、洗面用具と電源タップにドライヤーぐらいか。PCとカメラ、充電器類は手荷物にしており、おむつが一番かさばっていたが、それでもスーツケースの半分が空いている状態だった。
重量はスーツケース二つで22kgだった。お土産を詰め込むことを想定して、半分を空けていたせいもある。
あと噂のScrubbaを持って行った。一度奥さんが使って子供の服などを洗ったが下着1回分が適量で、かさばる上着やズボンだとそれだけで一杯になりそうだった。しかし、洗濯自体はしっかりできるし、一緒に入っていた物干しロープやタオルドライ用バスタオルもなかなか優秀であった。化繊の山パンツと綿の子供服を同時に干したが、タオルドライの時点でパンツはほぼ乾いていた。
防寒具だが、冬のヴェネツィアは東京と気温上は変わらないようにみえて海際の風が強く、湿度が高い。朝夕の寒暖差が激しく場所によっては風が強いため、スリーレイヤーで寒いときはインサレーションの上に雨具が推奨。暖かければ肌着とフリースだけで汗ばむが、止まったりヴァポレットで水上に出ると一気に冷えるため、注意が必要だった。ヴァポレットの環状線に乗るとヴェネツィア本島を周遊できるが、雨具がないと凍える。
現地で一番見たアウターはこれでした。相当寒いので油断してると死ぬ。
特殊な状況
「観光客が少ないヴェネツィア」という希有な体験をした。
2020年2月に武漢から発生したコロナウイルスがアウトブレイクし、中国からの渡航を各国が止める状況となった。そのせいでヴェネツィアから中国人や韓国人が一掃され、この時期としては異例の空き具合だった。
イタリアはヨーロッパの中では特にコロナウイルス感染者が多く、(多いのは中国からの観光客が多いせいだろうが)、イタリア北部ロンバルディアからヴェネトにかけて、相当な感染者を出していた。現地ついたと思ったらロンバルディア周辺11都市が物理的に封鎖されるわ、博物館が全部閉館されるわで、博物館観光のためのバウチャーは全てキャンセルになり、返金された。
ちなみに教会は開いていた。
聞いたところでは、ホテルもレストランもキャンセルが相次ぎほとんど開店休業という、いつもなら考えられないような状態になっているようだった。それでも、白人の観光客やツアーは多くいるし、今時期しか来れない日本人学生も結構いたので普段を知らない身としては「これで少ないの?」っていう印象だった。カモが少ないのか、ジプシーや花の押し売りもそんなにいなかった。
博物館を見れなかったのは残念だったが、博物館は逃げないので、今回は人が(比較的)いないヴェネツィアを堪能することにした。
移動編
成田空港
遠い。この一言に尽きる。レストランが高いのでおにぎり持参が吉。
航空機内
感染症対策
カメラ用のアルコールウェットティッシュをZIPLOCKに入れて機内に持ち込み、タッチパネル・リモコン・料理置きトレイ・手すりを全て拭いた。
時差
JST基準で、ドーハJST-6、イタリア(CET) JST-8(冬時間)。航空機の時間表示は全てローカルタイム。
取った航空券では、夜に成田発、翌朝ドーハ着。二時間後ドーハ発、昼にヴェネツィア着。寝て起きて機内食食べたらドーハだし、ドーハからも寝て起きたらヴェネツィアなので、時差を感じることがなかった。寝不足にもならずにしっかり寝れた。
機内エンタメ
機内は映画見放題で邦訳付きは4割、英語訳はほぼ全てについていた。カテゴリとして「ハリウッド」「ボリウッド」があり、インド映画がかなり充実していた。見たことのないデッドプールの1と2、好きなMartianとInterstellarを見てた。あとバーフバリ2があったがタミル語のみだったので(セリフはだいたい覚えてるけど)見なかった。
機内食
基本2回、離陸後1時間以内に1回、着陸前2時間前以内で、1食目がメインミール、2食目が朝食?のような扱い。3つのメインディッシュから1つを選ぶ。この三択のうち、1つは中東風料理が入っている。
ハマド国際空港
乗り継ぎは簡単で、楽だった。出発地では乗り継ぎ便の航空券も一緒に発券されるが、乗り継ぎ便のターミナルは未決定で印字されていないので、Transfersのセキュリティチェック後に電光掲示板で確認する。C1とかなら近いが、Dとかだと1キロくらい離れているので早めの移動がよい。カタール航空は定刻を繰り上げるので有名(2回目)。
トイレは綺麗で紙もあるが、トイレットペーパーは流せない。使用済みトイレットペーパーは横のゴミ箱に捨てる。ケツはこれで流せと言わんばかりにシャワーがあるが、日本人には厳しい。
預け入れ荷物は最終目的地で受け取るため、空港では手荷物だけ持っていれば良い。
グリーンゾーンには、ラウンジ、DFS、カフェ、レストラン、フードコート、コンビニ、マッサージサービスなどがある。機内食でおなかいっぱいであったため、コンビニで水しか買っておらず、あとは待合シートで充電しながらFGOのチョコを交換していた。コンビニではUS$かカタールリヤルで決済できるが、どちらにしろ1本400円ぐらいになるため、機内でもらえる水は飲まなくても持ってきた方が良い。乗り継ぎ時のセキュリティチェックでは水は検査されない。
セキュリティ、搭乗については、幼児含む家族連れは優先搭乗可能。係員に見つけられたらビジネスクラスぐらいのプライオリティで入れる。
マルコ・ポーロ国際空港
ヴェネツィア・テッセラ空港。こじんまりしている空港。たまに日本語ができる係員がいる。航空会社のカウンター位置などは公式ページで確認できる。
パスポートコントロールについては、日本は自動ゲート利用可能な国だが、14歳以下の場合は(カメラに写るだけの身長がないので)その他の窓口列に並ぶことになる。たいてい長蛇の列になる。手続き自体は特に何も聞かれず、はんこを押されて終わり。
帰りはカタール航空のチェックインカウンターで荷物預け入れがあったのだが、日本と比べるとやはり遅い。事前チェックイン済み列を処理するカウンターが1つしかないのと、その担当者がとにかく遅い。これは当たり外れなのでゆっくり待った。聞かれることは成田と変わらない。ここでもドーハからの乗り継ぎ便含めた航空券を渡される。
ちなみに、出国する際にセキュリティを抜けたあとにはDFSがあるがパスポートコントロール後には搭乗口以外に何もない。自販機ぐらい。
空港~ホテル間の移動
現地ツアー会社の送迎を使った。
行きは混んでいたのか水上タクシーではなく、到着ゲート前でピックアップされてメストレ側から連絡橋を車で渡りサンタルチア駅前まで移動、そこから水上タクシーでリアルト橋船着き場に移動、ホテルまで徒歩になった。これは干潮によりホテル付近で水上タクシーが進入可能な水位を割ったためだった。確かにこの日はあちこちで水路の底が見えるほどの高さしか水がなかった。
帰りは問題なく、ホテルに横付けされた水上タクシーで直接空港に行けた。墓場の島などを横目に移動した。天気も良く気持ちよかった。
観光編
部屋
ホテルに着いたらファミリールームからグランドスイートにアップグレードされてた。寝室1つ、居間1つ、バスとトイレの部屋1つ、ウォークイン1つある客室が2セット。窓は土産物街に向いているが、部屋が四階のため雑踏がかすかに聞こえる程度で全く気にならなかった。のちにわかったことだが、運河の水位が低くなると海底のヘドロが臭うため、運河側の部屋はやめたほうがよさそうだった。温泉地並みの硫黄臭がする。
部屋のクリーニングは朝と午後の2回。うち、無料ミネラルウォーターの補充とチョコの補充は午後。illyのエスプレッソメーカー用ミネラルウォーターの他にペットボトルの水が補充され、コーヒーカートリッジも使っていれば補充される。二部屋のスイートなので、両方に補充された。つまり、2Lの水、2カップのコーヒーを毎日飲み放題。大所帯なのでスーパーでオレンジジュースを補充したが、グランドスイートはQOLを相当上げる。
ウェルカムドリンクとしてスパークリングワインがあったが、疲れてて飲みきれず。
ベッドはほどよい堅さだがふかふか、枕はいろいろ選べた。かなり寝心地よく寝ることができた。枕元のコンセントはタイプCだけではなく、日本と同じAを含むマルチ差し込み口になっていて、電圧さえ問題なければそのまま差すことができた。イタリアの電圧は220V、周波数は50Hzなので、iPhone用アダプタがそのまま挿せるのはとても助かった。
Splendid Veniceはリアルト橋とサンマルコ寺院の中間にあり、土産物街の真ん中に位置する。ホテルはいくつかの建物を強引につなげているらしく、別の建物に入るたびに階数が変わる。廊下を歩いていると腰板が変わるのでわかりやすい。部屋番号の2で始まるのは日本でいう三階、3で始まるのは四階である。ホテルに面する運河は右端沿いに流れる。グランドスイートは左端にある。
見てわかるとおり、ホテル自体がすでに迷路と化している。322号室の下の空間は中庭になっていて、一階のレストランに繋がる。
ホテルのレストラン
朝食
朝食付きにしたので毎朝食べた。ビュッフェスタイルでスクランブルエッグにハムやチーズ、ソーセージ、サラダ、ヨーグルトが何種類か、フルーツのシロップ漬け、シリアル、毎朝焼きたてのパンやクロワッサン、オレンジ・パイナップル・アーチェのジュースが並ぶ。また、ウェイトレスにオーダーすることでコーヒーと紅茶を好きなだけ飲める。毎朝たらふく食べて街に繰り出していたので、ランチは何かつまむ程度で食べずに済んでいた。
レストランは天井付きで、換気のためにたまに開く。
ちなみに、ツアー客は奥の部屋に格納されており、中庭席を使えるのは個人客だけのようだった。建築が高層になりがちなヴェネツィアで朝日を浴びて飯が食えるのは実際貴重。
夕食
朝食と同じレストランでディナーをとった。子供がいたからか、一皿を家族でシェアしてOKだった。最後にお店のサービスで、ミニケーキスタンドにクッキーとマカロンをいただいた。
オーダーは以下の通り。
- パン盛り合わせ(自動)
- ウェルカムドリンク(自動)
- スプマンテの生絞りピーチ割り
- 生ピーチジュース
- ハウスワイン(白)
- アンティパスト(前菜):四種の海鮮盛り合わせ
- 小エビのイカ墨マリネ
- バッカラのマンテカート(干し鱈の練り物)
- マトウダイのマンテカート(マトウダイの同上)
- 小エビのマリネ
- プリモ:極細パスタ、トマトとバジルのソース
- セカンド:スカンピ(手長エビ)のグリル
- プリモ:オマールエビのフィットチーネ
- ドルチェ
- ジェラート四種盛り合わせ(バニラ、チョコ、レモン、ストロベリー)
- 赤スグリのチョコレートケーキ
最高にうまかった。ヴェネツィア名物のバッカラ、スカンピは臭さもなく、甘さが強い。特にスカンピは焦げた殻の香ばしい香りと身の甘さ、少し焦げたミソのコクが混じり合い、ボーノ以外の語彙が消えた。唯一残念だったのは、フィットチーネの塩気が強かったこと。
部屋代につけられたため金額はチェックアウト後に知ったが、サービス料込み153ユーロだった。日本でも同程度の飯を出す西麻布付近でたべると一人あたり1万超えるので、四人で満足できたことを考えるとコスパはかなり良かったように思う。
ルームサービス
博物館ガイドツアーが全滅したせいで暇な日ができ、滞在先でゴロゴロするムーブをキメた。最高の贅沢だと思ったので、贅沢ついでにルームサービスでピザを注文した。
ピザはデカい皿に載ってきた。取り皿はなく、イタリア人はこれを一人で食べるのかもしれない。
ピザの具材は大判サラミ、ポルチーニ、モッツァレラ、バジル。調理は一階のいつものレストランが担当しているらしく時間指定があった。まずいわけがなく、デカいピザを一人で三分の一食べた。ドミノピザのLサイズよりデカいのが27ユーロというお得さ。
レストラン・バーカロ
al diavolo e l’aqua santa
有名バーカロ。
バーカロは日本でいう居酒屋のようなところだが、 リーズナブルな価格で提供する代わりに客の回転を重視しているところが違う。そのためテーブル席は少なく、大抵の客はつまみ数品とワイン数杯で別の店にはしごする。テーブルでしっかり食べたいなら開店を狙うしかない。幸い、イタリア人の夕食は遅いため、18時とか19時から始まるのが普通。あと会計は外で食べるなら注文時に現金払い、テーブルで食べるならテーブル会計で現金払い。手数料のかかるカードは使えないのが普通。
この店に入ったのは、TIMにSIMを買いに行った帰りにちょうど開店時間だったから。入って正解だった。
オーダーは以下の通り。家族でシェア。名物といわれていたイカ墨パスタ食べてないが、スカンピのパスタは超うまかった。バッカラのマンテカートはかまぼこみたいなやつに乗ってた。
- アンティパスト三種盛り合わせ 20ユーロ
- 鰯の南蛮漬け
- バッカラのマンテカート
- たこのマリネ
- アドリア海の幸の揚げ物(結構やまもり) 20ユーロ
- イカ
- エビフライ
- タラっぽい魚
- スカンピのパスタ(2人前から、絶品) 30ユーロ
- スプマンテ
Vini da Gigio
高級リストランテ。魚市場が開いてない日は閉店する鮮度命のお店と聞いて予約した。生のエビ食べたい。また、店名にもあるとおりワインの品揃えもよいそう。一杯しか飲めなかったけど。
オーダーは以下の通り。
- グラスワイン(白) 12ユーロ
- Sauvignon 2015 C.O.F.(Friuli) Az. Miani
- 日本語で書くと、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(フリウリ)のワイナリーであるミアーニの2015年のソーヴィニヨン。格付けDOC。
- Colli Orientali del Friuli = C.O.F.らしい。
- ドライで注文したのでがっつりドライだった。
- 日本で買うと1本1万円ぐらい。
- グラッパ 7ユーロ
- ワイン用ブドウで作った蒸留酒。ほのかなブドウの匂いと強烈なアルコール度数。たぶん40度程度ある。
- これもいわれのあるヤツだったが記憶から飛んだ
- パン盛り合わせ(自動)
- アンティパスト:生の盛り合わせ 21ユーロ
- スカンピ
- シャコ
- エビ
- プリモ:スカンピとポルチーニのリゾット(二人前から) 38ユーロ
- セカンド:海の幸のフリット 24ユーロ
- イカリング
- エビ
- ポテト
- ドルチェ
- カタラーナ(クリームブリュレ的なもの) 8ユーロ
生のエビはどれも甘い。リゾットはエビの香りと出汁がしみこんだ少しだけ芯の残った米のうまさが最高。サービス料込みの席料が3ユーロ/人かかって、全部で126ユーロだった。コスパ高い。
カフェ
コーヒーが出る喫茶店はヴェネツィアのフローリアンが発祥だそうだ。フローリアンは窓から内装を覗いて満足したので別のところに行った。
ダニエリのバー:BAR Dandolo
ARIAでも有名なヴェネツィアを代表するホテルで、内装の素晴らしさを見学するために入ったが、サービスも一流だった。昼間でもバーを利用するなら正面玄関から入っても怒られないので是非行って欲しい。
カプチーノは見ての通りのカップ提供。カフェラテはカップにコーヒーだけ入っており、瓶でミルクが供されるので自分で注ぐ。子供達には生搾りのジュース。子供がいたせいだと思うけど、料金外でお菓子をサービスしてもらった。オマケという量じゃなく、昼前に入ったのにこれでお腹いっぱいになった。
飲み物は全て10ユーロ、席料・サービス料はなくトータル40ユーロだった。イケメンのバーテンダーには感謝の2ユーロをチップ。
illy Cafe
エスプレッソ飲む人には有名であろうillyのカフェ。日本のは業務提携するPRONTOがやっている(らしい)が、ここはさすがに直営だろう。
サンマルコ広場と海との間、マルチャーナ図書館裏には王の庭園がある。そこの片隅にillyのカフェがあり、玄関先にカプチーノ3ユーロとあったので入った。
すると、カウンターで立ち飲みなら3ユーロだが、席に着くと9ユーロになるといわれた。おとなしく9ユーロ払って席に着いた。
ここも何かの建築を再利用したのか石造りで、白い石材が南から差し込む光をよく反射して明るい室内になっていた。テーブルは赤いガラスの底面にしわのあるアルミ箔が張られていてilly感がでていた。味自体は慣れ親しんだいつものヤツ。
Torrefazione
地元ローカルのスペシャリティコーヒーショップ。散歩疲れして、甘いものを飲みたくなったところに『Hot Chocolate 4€』の看板を見て入った。
ガチのチョコレート。混じりけ無しのカカオで子供が残すレベルで甘くなかった。95%カカオみたいなチョコがあったと思うけど、アレを思い浮かべてくれれば伝わると思う。オプションで生クリームのせもできたので、ここでホットチョコ頼むときは生クリーム乗せた方が良い。だが生クリーム乗せてもきついと思われる。
後で調べてわかったが、この店はコーヒーがわりと評判だった。素直にコーヒー飲んでおけば良かった。
ファストフード
ヴェネツィアにはマクドは1つ、バーキンは2つあるが、わざわざそんなところ行かなくても腹は満たせる。
Cantine del Vino già Schiavi
アカデミア橋の南、ザッテレにあるバーカロ。大盛りチケッティで評判。チケッティは2ユーロ程度、スプマンテも2ユーロ程度。チケッティはフランスパンに具材の載った惣菜で、四つも食べれば昼飯はいらない。
All’arco
ヴェネツィアを代表するバーカロで、リアルト橋の北側にある。出発する日に急いで食べたので、写真がなくて残念。たしかサーモンとツナを食べた。こちらは薄めのバゲットをカリカリに焼いてあり、具材が溢れるように載っていた。うまい。
TUTTINPIEDI
Ai Assasiniが見つからず、諦めてホテルに帰る途中で見つけた店。場所的にはサンマルコ広場のすぐ北側で行きやすい。
パスタ屋。店内で食べることもできるが、4人が立ち食いしていっぱいになるぐらいのスペースなので、テイクアウトしてホテルで食べた。メニューと価格はその日ごとに変わるようだ。
注文すると目の前で作り始める。パスタはフッジリ(螺旋ねじりのショートパスタ)のみ。できあがったら箱に詰めて会計する。使い捨てのフォークは無料でつけてくれた。
ボロネーゼ 8ユーロとジェノベーゼ 6ユーロをテイクアウトしてホテルで食べた。量はかなりあるので2つで十分だった。
dal moro’s fresh pasta to go
パスタ屋。散歩しすぎで帰るなり子供が寝てしまったので、親だけが食べるために買いに行った。ホテルからダッシュで5分の近さがありがたい。
店の兄ちゃんが超フレンドリー。定番はカルボナーラとイカ墨パスタと聞いていたが、その他をお勧めしてきた。無視してカルボナーラとイカ墨を注文した。両方とも7ユーロ。使い捨てフォークは別売りだった。注文してすぐ出てきた。
使われているパスタはカルボナーラはフェットチーネ、イカ墨はビゴリだった。味はTUTTINPIEDIのほうが上だが、量はこちらが上。しっかりおいしいので値段重視なら全然ありだった。
Al Ponte Di Rialto
リアルト橋真横の店。カウンターでジェラートを食べた。シングルで2ユーロだったような気がする。驚きはない味。
土産物屋
土産を買った店を列挙する。基本的に安い物はない。
傾向として、サンマルコ周辺は有名ブランドやヴェネツィアならではの土産(仮面、文具、ガラス)が多い。どの店も似たようなものを売っていて代わり映えがしない。
アカデミア橋以南は、特にペギーコレクション近辺で芸術性が高い土産が多い印象だった。サンマルコ周辺のような画一的なものではなく、いい意味で個性が強い。ガラス細工が多いように思う。
リアルト橋近辺やその北側サンポーロ付近は土産物屋よりもバーカロが目につく。ものはサンマルコ付近と変わらないし傾向も同じ。
カステッロ方面は行っていないのでわからない。
サンタルチア駅付近からカンナレッジョにかけては、ノーヴァ通りに繋がる道を除くと土産物屋は少なく、地元向けの店が多い印象だった。
有名なベネチアングラスは、基本カラフルでケバケバしいので趣味ではないし、制作しているムラーノ島へのツアーは密室で囲まれて買うまで出られない怖いところなのを知っていたので行かなかった。
CoopとDespar
スーパーマーケットで土産物屋ではない。会社などへのばらまき用土産の代表格のチョコは豊富に売っている。あとローカルなカップ麺など。
店に入ると会計しない限り出られない仕組み。レジでは無人と有人があり、カードでも現金でも支払える。
有人レジの流れを記載しておく。
- アイサツ(チャオ)
- カゴから商品を出してベルトコンベアに並べる
- 店員がバーコードをスキャンしてコンベアの反対に置く
- 全てスキャン終わったら会計方法をいう(カード見せるだけでも伝わる)
- 袋を購入することを伝える(レジ袋有料)
- 会計が終わったら袋に詰める
問題は無人レジで、ハマったのでこちらも書いておく。
- カードが使用可能か確認する(現金オンリーのレジがある)
- 商品をスキャンして袋のある横の台に置いておく(詰めるとエラーが出て進まない)
- レジ袋を購入する
- 全てのスキャンを終えて会計する
- 終わったら袋に詰める
スキャン済みをそのまま袋に詰めようとしたら機械がエラーを出して読み取りを拒否された。イタリア語で何が表示されているのかわからなかったけど、たぶんレジ袋が有料なので会計前につかうなっていうことだったと思われる。店員のお姉さんが来て救ってくれた。
レジ袋は結構頑丈で有用そうだった。
I Tre Mercanti
高級食材店。ここのティラミスはおいしい。ワインも揃う。
ホテル近辺の土産物屋
自分用の土産は近場で適当に買った。店名が出ている店は少ない。高い買い物はしなかった。カーニバルの仮面の他、文具も多く扱っていた。ガラス細工ももちろん多い。
- 文具雑貨店:サンマルコ周辺にいくつも店舗があるようで似たものを売る店がいくつかあった。ノーブランド感。
- 手帳店:革製の手帳やカバーを売る店。
- LEGAMI:文具・雑貨店。この店だけわかりやすくブランドを示していた。
- 生地屋:スカーフやレース生地など。
- 高級ブランドショップ:50%引きとかされていたが元から安くない。日本でも買えそう。
旧ドイツ人商館
巨大なDFS。高級ブランドの服や香水が売られているが、一階は食品も扱っている。
ここはDFSとしてより、屋上展望台のほうが有名。公式ページから予約して15分の枠をゲットすればその時間に入れる。夕暮れ時は皆殺到するため場所取りが大変。
屋台
安くない割に悪いものが多いと聞いていたので見向きもしなかった。店舗で商売している人のほうが信用できる。
カーニバル
勘違いしていたが、カーニバルは最終日までやっているわけではなく、最後の週の日曜日が最高の盛り上がりでそのあとは余熱があるぐらいらしい。
とはいえ、仮装している人とすれ違うことは多く、本職が縫ったとしか思えないクォリティの衣装で仮面をつけて歩いていた。しかし、普通に買い物しているので声をかけれず、写真は全然撮れなかった。狭い路地で呼び止めて写真を撮る勇気がない。
ゴンドラ
インターネットからバウチャーを印刷して持って行った。コースは乗り場によって決まっているため、行きたいコースによって乗る場所が違う。今回はダニエリ前を出発するコースで乗った。曲がり角など衝突の可能性のある場所ではオーイと声を上げる。
高くても乗る価値がある。
水上バス
スリが多いが、空いてる時間を狙って2番線には一度乗った方がいい。2番線はヴェネツィアをぐるりと周遊する環状線で、時計回りと反時計回りがあるが、同じところに戻ってくる。一番人が降りるサン・ザッカリアで乗って最後尾の屋外席を取れば景色は眺め放題になる。冬場は寒いため、しっかり着込んで置かないと風邪を引く。
博物館・教会
予定していた博物館は全館閉館した。
- サンマルコ寺院と鐘楼
- コロール博物館
- マルチャーナ図書館
- コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段
- カ・レッツォーニコ
- サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂と鐘楼
- ピエタ教会
鐘楼を閉館する必要なくない?と誰もが思う。が、閉館。エレベータが密閉空間だからなのかもしれない。
教会はだいたい開いてたが、撮影可能だったのがサルーテ大聖堂だけだった。
- サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
- サン・サルヴァトーレ教会
- サン・ジュリアーノ教会
- サンタ・マリア・フォルモサ教会
- 聖ジョルジオ・デイ・グレーチ大聖堂
適当に開いているところに入っていったため、詳細は覚えていない。絵も聖霊降臨かー、受胎告知っぽいな、最後の晩餐だな、ぐらいのノリ。床が結構でこぼこしてた。パイプオルガンが大抵あってお金持ちな感じがした。
夜景
あんまり晴れてなかった。三脚なしで撮っているのでぶれているのが相当ある。次は小さくていいので三脚を持って行きたい。
まとめ
準備しはじめたのは前年の夏。自分なりに準備を重ねたが、半年後に感染症が流行るとは予想できない。塞翁が馬。また行きたい。